写真のような

今、静岡の版画家海野光弘さんについて調べている。

ネット上の画像を見ているだけだけど、
思ったことを。

彼の作品は、写真のよう。
私たち、写真を撮る人がファインダーをのぞいた時に
していることを版画で画にしているような感じ。

奥行きがあって、ひとつひとつが情景。
その時の温度やさみしさやにおいが伝わってくる。
版画をそんなに観たことがないから
まだ何とも言えないけど、写真のよう。
写真は一瞬の判断で一瞬を切り取るけど、
丁寧に時間をかけてつくりだす海野さんの一瞬を、情景を、
はやく、この目で観たい。

そういえば、よく海野さんの記念館に写真家が訪ねて来るって言ってた。



2009年12月09日 Posted byごとうかずみ at 06:43 │Comments(3)

この記事へのコメント
こんにちわ!おひさしぶりです。
海野光弘さん、私も好きなんです!
よく島田市博物館に行きます。
分館は建物自体も見ごたえあるし(すごい贅沢な木造)
海野さんの作品を堪能しまくり〜でたまりませんです。

海野さんの作品は
静かだけど重厚で、人がいないのに人の気配がある
暗さの中にあったかさを感じるところが好きなんです。
ああいう画っていいですよね〜

余談ですが、アンドリュー・ワイエスも好きです、私。
テイストは違うけど海野さんに似たものを感じます。
Posted by kame at 2009年12月12日 12:43
>kameさん

海野充弘さんの作品観に行ってきました。
本当に写真みたいでした。
匂いとか風とか滲んできそうな作品でした。
建物も良いですね。
kameさんは島田市博物館によく行くんですね。
私は初でした。

アンドリュー・ワイエスはあまりちゃんと知らないし
実物を観たことがないのですが
「おもいでしゃしん」のような感じがします。

今度、コタ姉さんと3人で島田に行けたら良いな〜
Posted by ごとうかずみごとうかずみ at 2009年12月13日 09:01
海野さんの作品ってホントに
風やにおいを感じますよね
あの『縁通し』みたいな雰囲気の写真がとれたらね〜…。

ぜひ今度皆で行きましょう!
もちろんカメラ持ってね☆
Posted by kame at 2009年12月13日 16:08
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