混浴温泉世界
先週末から大分県別府市へ。目的は「混浴温泉世界」。
温泉街や商店街のなかに点在する現代アートを鑑賞するアートクルーズ、
コンテンポラリーダンスや音楽のイベントなどを
湯のまち別府で行うアートフェスティバル。
観光地として流行った一時期に比べて客足も減少した別府。
シャッターが閉まったままの商店もちらほら。
場所にとって、「時が止まる」ということは人がいなくなることだと思います。
作品を見るために街を歩いていると
路地や飢えた猫や色々な過去を携えているであろう、場所がとても魅力的に見えてくる。
猫に老人に。別府は本当にゆったりとした時間のながれるゆるやかなところでした。
アート鑑賞をしているような、ただ路地を歩いているだけのような。
アートと場所が共存している、という印象でした。
アルジェリア生まれのアデル・アブデスメッドや、「這う」ことで場所に関する作品を制作するジンミ・ユーン。土地の織物の図柄をモチーフにした大型絵画などを制作するマイケル・リン(21世紀美術館の壁画が有名)。
参加アーティストも多様な文化の中で行きてきた方々で各々が「場所」を重要視していたようです。
別府というゆるやかな場所、地元住民、旅人、そしてアート作品やアーティスト。
すべてが心地よく「混浴」しているようでした。
私は、市は違いますが大分県出身の者として、このようなアートフェスティバルが大分で行われているということがとても嬉しいです。九州大分はなかなかどこからも遠いもので、人生を通しても行かれない方もいらっしゃると思います。ですが、この機会にどうでしょうか。
湯につかり、狭い路地や老人と猫の商店街を歩きながらアート鑑賞。
混浴の温泉も探せば有るらしいですし。
会期は6月14日までです。
とはいえ、九州なので。HPだけでも観ていただけると嬉しいです。
総合ディレクターの芹沢高志さんは9月に静岡にいらっしゃるようです。是非お話を伺ってみたいです。
私は、本当に嬉しいです。大分がもっと魅力的なところになればと心から思います。
私の拙い紹介で申し訳有りませんが、これから、また思いついたように大分のことや別府のこと、混浴温泉世界のことを書いこうと思います。
Rolleiflex SL35 Kodak Portla 400nc
2009年05月06日 Posted byごとうかずみ at 12:49 │Comments(2) │どこかに行く
この記事へのコメント
こ、これは・・・ぜひ行きたかったです。
アメリカに居る間にかなりの機会を逃してしまっていて、
少し悔しいです。
何でしょう、こういう風に、空間全体を使ったアートが大好きで、
例えば岐阜県の恵那の大正村とか愛知県犬山の明治村みたいな、
時が止まったような異空間で現実からの逃避、みたいな感じがたまりません。
僕ここならきっと、何時間重いカメラを持って歩いても疲れません。
何ロールのフィルムを使うかも分かりません。
そしてやはり、バンドはっぴいえんどの歌詞に見るよな景色を期待してしまします。
”風街ろまん”というやつです。
アメリカにで暮らす反動からか、こういったところで写真が撮りたくてたまらなくなっています。
着物のカップルとか、こんなロケーションで撮ったらたまりませんでしょう。
僕は九州行ったことなくて、でも一番行ってみたいところなんですよね。
青森からじゃほんっとに遠くて行けたもんじゃありませんけど、
静岡に居るうちに一度は行ってみたいです。
九州のどこに行くべきかなんていうのも決まってないんですけど、
方言なんかにも興味あって・・・
大分って方言はどういう感じなんでしょうか?
僕は博多弁の女の子がかわいく見えて仕方ないんです。
アメリカに居る間にかなりの機会を逃してしまっていて、
少し悔しいです。
何でしょう、こういう風に、空間全体を使ったアートが大好きで、
例えば岐阜県の恵那の大正村とか愛知県犬山の明治村みたいな、
時が止まったような異空間で現実からの逃避、みたいな感じがたまりません。
僕ここならきっと、何時間重いカメラを持って歩いても疲れません。
何ロールのフィルムを使うかも分かりません。
そしてやはり、バンドはっぴいえんどの歌詞に見るよな景色を期待してしまします。
”風街ろまん”というやつです。
アメリカにで暮らす反動からか、こういったところで写真が撮りたくてたまらなくなっています。
着物のカップルとか、こんなロケーションで撮ったらたまりませんでしょう。
僕は九州行ったことなくて、でも一番行ってみたいところなんですよね。
青森からじゃほんっとに遠くて行けたもんじゃありませんけど、
静岡に居るうちに一度は行ってみたいです。
九州のどこに行くべきかなんていうのも決まってないんですけど、
方言なんかにも興味あって・・・
大分って方言はどういう感じなんでしょうか?
僕は博多弁の女の子がかわいく見えて仕方ないんです。
Posted by kaku. at 2009年05月06日 13:25
>kakuさん
九州、いらして下さい。
時間の流れ方が緩やかで、カメラと一緒に行くにはとっても良いところです。
大分の方言は、優しい感じの広島弁といったところでしょうか。
女子の博多弁は、うーん、可愛らしいですね。
私は、これから東北を攻めたいですね。
九州、いらして下さい。
時間の流れ方が緩やかで、カメラと一緒に行くにはとっても良いところです。
大分の方言は、優しい感じの広島弁といったところでしょうか。
女子の博多弁は、うーん、可愛らしいですね。
私は、これから東北を攻めたいですね。
Posted by ごとうかずみ at 2009年05月10日 08:36